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流通センター
当社には47の流通センター(倉庫)があります。ひとくちに「流通センター」といいますが実体は様々です。大きく分けますと2種類に分けられます。1つは営業倉庫と呼ばれるもので、当社の保有する倉庫で複数のお客様の荷物を保管しているものです。もう1つは特定顧客の物流センターの運営を行っているものです。ここで紹介するのは、大手建材メーカーの西日本の物流拠点を運営しているセンターです。

営業倉庫との違い
このセンターでは、顧客の保有する施設に当社のスタッフが入り、センター内の「運営」を委託して頂いております。営業倉庫に比べ、荷主と密に関係する部分が多いことが特徴です。物流システム構築能力が問われるのはもちろん、それ以上に顧客ニーズに対し、いかにきめ細やかに対応できるか(営業力)が重要になります。業務内容は物流業務全般に渡ります。入庫、保管、流通加工、出庫といった倉庫としての主要業務から輸配送・配車といった部分も絡んできます。

スタッフ
当社のスタッフは、事務職(フロント)と業務職が常駐しています。実際の現場(倉庫内)でのリフト作業や仕分を業務職が行い、隣接する事務所の中でフロントが顧客対応や倉庫管理を行っております。もちろん事務職でも、現場に出て作業をすることがあります。リフト作業、検品作業仕分作業など。リフト操作に関しては、最初は自動ラックの前や、ターミナルなど広いスペースでの操作から始まります。慣れてくると倉庫内での操作をしているとのことです。

倉庫も人材次第
センター長に聞いてみました。・・・マニュアル化されている部分もあるが自由裁量の部分もある。物量ひとつとっても完全に予測することは不可能であり、工程には必ず責任と権限と自由を与えています。だから、スタッフの質を安定させること、そのための人材確保と教育は倉庫運営の生命線です・・・物流の「品質」における「人」の重要性は倉庫であろうと路線であろうと変わりないと思いました。
(平成18年6月12日訪問)
